夫を亡くした外国籍の妻の代理人として相続手続きを行った事例
ご相談内容
お悩み
夫の相続手続きを行いたいが、自身では難しい手続きを行うことができない。
ご依頼者さまの状況
依頼者:40代女性
相手方:なし
依頼者さまには、労災事故で意識障害となっていた夫がいましたが、急に体調が悪化し、お亡くなりになりました。
夫の遺産の相続手続きや、労災の遺族補償の請求ができる可能性がありましたが、依頼者さまは外国籍であり、複雑な書類の手続きをご自身で行うことが難しく、当事務所に相続手続きを依頼されました。
解決方針
夫は住宅ローン付きの自宅不動産を保有していましたが、団体信用生命保険に加入していませんでした。そのため、売却手続きを取り、ローンを完済しました。
また、労災の遺族補償の請求に必要な書類を収集し、請求を行いました。
その他、預貯金の解約手続きも代理人として行いました。
結果
労災の請求に関しては、遺族年金や一時金の支給を受けることができました。
また、マンションの売却や預貯金の解約手続きも代わりに行い、依頼者さまのご負担を最小限に抑えながら、相続手続きを完了させることができました。
弁護士よりコメント
複雑な手続きがたくさん残されていたため、依頼者さまがお一人で手続きを進めることはなかなか難しいケースだったと思います。
弁護士がお手伝いさせて頂くことにより、手続きを無事に終わらせることができました。
上記事例ではご依頼者さまのプライバシーに配慮し、ご相談内容や個人の特定に繋がる情報の一部を改変しております。
相続のお悩みは、大阪府枚方市のひらかたエール法律事務所へご相談ください。話すだけで「気持ちや状況を整理できて安心した」という方は少なくありません。弁護士がお話をじっくり聞き、不安な気持ちを抱えるあなたの味方になります。