夫が亡くなり、代理人として様々な相続手続きを行った事例
ご相談内容
お悩み
夫が亡くなり、相続手続きを行う必要があるが、高齢のため自身では手続きを行うことが難しい。
ご依頼者さまの状況
依頼者:60代女性
相手方:なし
依頼者さまは、がんで突然夫を亡くされました。相続人は、依頼者さまと子2人でしたが、子らは依頼者さまに全てを任せる意向でした。
夫は、多数の預貯金口座を持っており、また多くの保険に加入していたため、高齢の依頼者さまは自分一人で相続手続きを行うことは難しい状況でした。また、夫には負債もあるが、その金額や内容は正確に分からない状況でした。
そこで、遺産と負債の調査や、相続手続きを当事務所に依頼されました。
解決方針
遺産や負債を調査した結果、預貯金の解約を行って、そこから負債を返済し、残りの遺産を相続人間で分割することになりました。
結果
遺産の中から負債を全額返済し、残りを相続人で分割する旨の遺産分割協議書を作成し、預貯金の解約手続きを代わりに行いました。解約した預貯金の中から負債を返済する手続きも行いました。
また、保険金の請求手続きも代理人として実施しました。
無事にすべての相続手続きを完了させることができました。
弁護士よりコメント
相続手続きの中には複雑なものが多く、書類収集にも手間や時間がかかるため、日常生活を送りながら対応することが困難な場合も多いと思います。
このケースも複数の手続きを弁護士が代わりに行い、依頼者さまのご負担を最小限に抑えて相続手続きを完了させることができました。
上記事例ではご依頼者さまのプライバシーに配慮し、ご相談内容や個人の特定に繋がる情報の一部を改変しております。
相続のお悩みは、大阪府枚方市のひらかたエール法律事務所へご相談ください。話すだけで「気持ちや状況を整理できて安心した」という方は少なくありません。弁護士がお話をじっくり聞き、不安な気持ちを抱えるあなたの味方になります。