音信不通だった姉との間で遺産分割協議を成立させた事例

ご相談内容

お悩み

母が亡くなり、遺産分割を行う必要があるが、姉と長年音信不通であるため、どのように進めればよいか分からない。

ご依頼者さまの状況

依頼者：50代女性
相手方：姉

依頼者さまと同居していた母が亡くなり、自宅不動産や預貯金について遺産分割を行う必要がありました。
しかし、依頼者さまは姉と長年音信不通であり、住所も分からなかったため、姉との遺産分割協議や、その後の相続手続きを当事務所に依頼されました。

解決方針

案件を進める中で、母だけでなく亡父の遺産分割も行えていなかったことが判明しました。
姉の住所を調査し、弁護士から、両親の遺産分割を行いたい旨の手紙を送付しました。

結果

姉と連絡が取れ、相続を希望しない旨の回答が返ってきました。そこで、依頼者さまがすべての遺産を取得する旨の遺産分割協議書を作成し、不動産や預貯金含めて全て依頼者さまが取得することができました。
不動産については、司法書士を紹介し、名義変更を行いました。
預貯金は、代理人として解約手続きを行いました。

弁護士よりコメント

疎遠の相続人がいる場合、なかなかご自身では連絡を取ることが難しいケースが多いと思います。弁護士が代わりに現住所をお調べして連絡をすることでスムーズに進む場合も多いです。
今回は、遺産の中に依頼者さまが居住している自宅不動産があったため、無事に他の相続人と連絡が取れ、相続手続きを終えることができて依頼者さまも安心されていました。

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