面識のない異母兄弟との間で遺産分割協議を成立させた事例
ご相談内容
お悩み
面識のない異母兄弟と連絡が取れず、父の遺産分割を行わないまま5年以上が経過してしまったが、遺産分割を進めたい。
ご依頼者さまの状況
依頼者:40代女性
相手方:異母兄弟
5年以上前に依頼者さまの父が亡くなりました。
相続人は、依頼者さま、母、姉、異母兄弟の4人でしたが、異母兄弟とは一度も会ったことがなく、連絡を取る手段もないまま5年以上が経過していました。
依頼者さまは、そろそろ遺産分割を進めなければと思い立ち、当事務所に相続人の調査や遺産分割協議、預貯金の解約等の相続手続きを依頼されました。
解決方針
戸籍謄本を収集し、異母兄弟の住所を調査しました。
弁護士から異母兄弟へ、父が死去した旨、遺産分割協議を行いたい旨の手紙を送りました。
異母兄弟より相続を希望する旨の連絡があったため、遺産分割協議書を作成し、異母兄弟から署名押印をもらいました。
遺産である預貯金や投資信託の解約手続きを行い、解約金を、法定相続分に従って相続人それぞれに送金しました。
結果
異母兄弟とのやり取りや相続手続きをすべて代理人として行うことにより、長年実現していなかった遺産分割や相続手続きを完了させることができました。
弁護士よりコメント
面識のない異母兄弟が共同相続人であった場合、なかなかご自身で連絡を取って遺産分割協議を進めることはハードルが高いと思います。
弁護士にご依頼頂ければ、相続人調査や異母兄弟への連絡などを代わりに行うことが可能です。
今回の依頼者さまも、当事務所にご依頼頂いたことにより長年そのままになってしまっていた父の遺産分割を無事終えることができ、大変安心されていまし
上記事例ではご依頼者さまのプライバシーに配慮し、ご相談内容や個人の特定に繋がる情報の一部を改変しております。
相続のお悩みは、大阪府枚方市のひらかたエール法律事務所へご相談ください。話すだけで「気持ちや状況を整理できて安心した」という方は少なくありません。弁護士がお話をじっくり聞き、不安な気持ちを抱えるあなたの味方になります。